『TVアニメ BLEACH千年血戦篇』の第7話が放送されました。
今回は、黒崎一護がついに尸魂界に降り立ちユーハバッハと一戦を交える回。
コミックス58巻『511.立ちて死すべし』~『514.BORN IN THE DARK』までの内容でした。
しかし、本編もさることながらその他に『初代護廷十三隊』関連の映像が多数描かれており、大興奮の30分でした。
さて、第7話『BORN IN THE DARK』の感想を書いていこうと思います。
(※以下、アニメ未視聴の方にはネタバレを含む箇所があります)
初代護廷十三隊
週刊少年ジャンプに、この一枚絵がポスターとして付属され大きな反響を呼んでいます。
SNS等でもまたたく間に拡散され、
- 「どれが何番隊なのか?」
- 「現行の死神と関連深いのは誰なのか?」
などといった話題でもちきりです。
『初代護廷十三隊・隊長』は、原作でユーハバッハの回想にチラリと出てきただけで、全く言及されていませんでした。
しかも、シルエットだけで戦闘描写も無し。
しかし、なんと今回第7話冒頭で千年前のユーハバッハを追い詰める『初代護廷十三隊』がしっかり描かれています!
強すぎる初代護廷十三隊
山本重國が組織した死神の組織。
殺伐としており、大罪人もいるなど出自も不明。
「護廷」とは名ばかりの殺戮集団で、戦いへの誇りや、民を護ることへの信念も無し。
字面だけ聞くとまさに、ならず者の集団ですね…
ただ、だからこそユーハバッハは千年前に敗北したのでしょう。
今回冒頭の映像では、見えざる帝国の兵をギタギタに殺戮し、ジリジリとユーハバッハへと歩を進める隊長達が描かれていました。
両腕で敵兵を捻り潰すような隊長の様子は、一応こっちが味方側だとは思えない狂気を感じました。
凄まじいのは、誰一人として隊長が負傷している様子が無かった事。
積み上がる屍の山、追い詰められるユーハバッハ。
雀部長次郎が背後をつき、山本重國の刀が降ろされる。
本当に、なんでこれで仕留められなかったんだ…
エンディングテーマの映像も初代護廷十三隊に
このタイミングで、週刊少年ジャンプに初代護廷十三隊が乗ったという事で、多少アニメにもオリジナル要素として絡んでくることは多くの人が予想していたかもしれません。
しかし、少なくとも私はエンディングテーマまで刷新されている事は完全に予想外でした。
一枚絵にまとまっていたことで何番隊か分からないという意見も多い中、このEDテーマの順番が隊長の数字の順番かと思われる描き方をしてくれました。
(最初に『山本重國』、十一番目に『卯ノ花八千流』なのでおそらくその他隊長も順番通りかと思われます。)
山本元柳斎重國のテーマ
一見すると初登場のキャラクターにばかり目が行きがちですが、私には、亡くなった『山本元柳斎重國』のための映像のような気がしました。
- ①自分の創設した最強の軍団の映像
- ②残して死んでしまった現代の隊長達の映像
- ③最後に、最高の右腕『雀部長次郎』との映像
これからも、エンディングやオープニングが、その時活躍したキャラクターをピックアップしたものに変わると楽しいですね。
黒崎一護 ついに登場
やっと、キルゲ・オピーの『ジェイル』から抜け出して黒崎一護が登場しました。
阿近に対して名乗りをあげる『シャズ・ドミノ』を爆殺しながらの派手な登場は、原作そのままで嬉しかったです。
前回の次回予告では、朽木白哉のオサレポエムでした。
今回一護に対して願いを言うシーンを指しての次回予告だと捉えていいでしょう。
プライドの高い朽木白哉ですが、謝罪など色々な事を言いつつも「尸魂界を守ってくれ」というシーン。
しっかりと尺も用意されていて、朽木白哉の無念と、黒崎一護の怒りが伝わってきました。
雨が一護の周りから蒸気のように立ち上る演出は『主人公が来た!』という感じがしてテンションがあがりました。
志波空鶴のオサレポエム
見上げた空に星を追う
瞼の奥に 煙る残光
今回の次回予告は、『志波空鶴』でした。
SNSでは、「今回のオサレポエムが誰かわからない」という声を多く拝見します。
私自身も1度観たときは誰かわかりませんでした。
- 右手を抑えている事
- 胸が大きく見えるはだけた服装である事
- 次回が零番隊が降ってくる回だと予想できる事
などから、志波空鶴だろうと思っています。
ポエムの内容としても、花火師らしいですしね。
以上、BLEACH千年血戦篇 第7話『BORN IN THE DARK』の感想でした。
ご覧いただきありがとうございました。