藍染惣右介の卍解を考察!鏡花水月の始解しか使わなかった理由とは

“画像はBLEACH Brave Soulsより引用”

BLEACH最大の謎の1つ、『藍染惣右介の卍解』。

始解の鏡花水月が、五感全てを錯覚させる完全催眠という強すぎる能力。

 

コミックス内ではもちろん、作中の伏線を回収してくれた小説内でも、藍染の卍解については一切触れられることはありませんでした。

 

ネットやSNS等でよく聞く説や、僕自身の考えも含め考察していきたいと思います。

 

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藍染惣右介は卍解できない説

「一体いつから、私が卍解できると錯覚していた?」というやつですね。

藍染はそもそも卍解できないのではないかというのは、良く耳にする説です。

 

隊長になるには卍解の習得が必須。

しかし隊首試験でも鏡花水月を使って、卍解が使えると全員に思わせたというわけですね。

 

藍染は、たとえ自分が敗北しそうな相手と戦っていても卍解しようともしませんでした。

黒崎一護には甘く見てかかったといえるでしょうが、ユーハバッハとの戦いでは満を持して卍解してもおかしくない苦戦っぷりです。

 

始解の鏡花水月はしっかり活用して、自分を犠牲にしてまでユーハバッハを倒しているところを見ると、本当に鏡花水月の卍解はまだ使えないのでは?とも思ってしまいます。

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鏡花水月の卍解が戦闘向きではなかった説

そもそも完全催眠という始解の能力自体も、よくよく考えれば戦闘用と言い難いものです。

もし卍解が全く戦闘向きではない、もしくは弱すぎた場合はもちろん使わないでしょう。

 

たとえば、平子真子の『逆撫(さかなで)』。

その卍解『逆様邪八宝塞(さかしまよこしまはっぽうふさがり)』は、始解よりも使い勝手が悪いという理由でほとんど使っていないようです。

 

同じような催眠系の能力でもある鏡花水月も、卍解が始解よりも戦闘向きではなかったという可能性もあります。

 

例えば、『他人ではなく自分に催眠をかける事ができる卍解で、自分の都合の良い世の中に見えるよう自己暗示をかけ幸せになれる。』とかだったら絶対に藍染は使いませんもんね。

 

始解の完全催眠が解けてしまう説

砕蜂の『雀蜂雷公鞭(じゃくほうらいこうべん)』。

浦原喜助の『観音開紅姫改メ(かんのんびらきべにひめあらため)』。

これらのように、始解と卍解で大きく能力に変化があるものは少なくありません。

 

藍染が卍解すると、始解の完全催眠の能力とは全く違った能力になる場合、始解が解けてしまうという可能性もあるのではないでしょうか。

 

卍解がそれなりに戦闘向きな能力であったとしても、護廷十三隊全員をいつでも支配できる状態を解除したくないのであれば、ずっと使わない理由にもなりえます。

 

これまで長年かけて、護廷十三隊のほとんどに始解を見せて周り続けた努力。

しかし、全ての隊長格に始解を見せ直す事は、もはや悪と認識された今は不可能になりました。

 

自分自身にも被害がある説

京楽春水の『花天狂骨枯松心中(かてんきょうこつからまつしんじゅう)』。

これは強力な能力の代わりに、自分を含む広範囲の味方に被害を与えてしまいます。

 

藍染の卍解もこのような弱点があった場合、自分自身にもダメージのある能力など、彼のプライドの高さからも使うことは無さそうです。

(周りに被害が及ぶくらいなら平気で使いそうですが)

 

更にもともとの始解は、斬魄刀の中でもずば抜けて超強力。

卍解の能力も常軌を逸した超強力な能力の場合、代償は凄まじいものになってもおかしくありません。

 

例えば『死神の力を失う』などの取り返しのつかない代償だった場合、まず使うことは無いでしょう。

 

最後に~個人的意見

“画像はBLEACH Brave Soulsより引用”

個人的な意見としては、『始解の完全催眠が解けてしまう説』が有力かなと思っています。

理由は、藍染と対峙した際の護廷十三隊が鏡花水月しか重要視していないことです。

 

空座町のレプリカ上空での戦闘の際、隊長格はみんな鏡花水月を警戒していました。

だからこそ、唯一かからない黒崎一護が希望でもありました。

 

しかし、もちろん鏡花水月は恐ろしいとはいえ、あまりに卍解が重要視されていなかったように思えます。

 

総隊長を含む数名の隊長格は、一応藍染の卍解を知っているはずです。

その卍解がニセ物を見せられていた可能性があると考えると、絶対に警戒はするべきです。

 

卍解を重要視しなかった理由として、

「どんな能力であれ、卍解してくれたら始解の鏡花水月からは解放される」

という思いがあったのかなと思いました。

 

以上、藍染惣右介の卍解についてのまとめと考察でした。

ご覧いただきありがとうございました。