前作モンスターハンターワールドの「ネルギガンテ」。
モンスターハンターワールド:アイスボーンで新登場した「イヴェルカーナ」など、モンハンシリーズにおいて増え続ける古龍たち。
『古龍は死なない』という設定があります。
一応ゲーム上では、ガッツリ殺しているように見えるのですが、実は完全に死んではいないのだとか。
寿命で死なない限り、ハンターはいくらボコボコにしても命までは取れないようです。
ただしラスボスの古龍以外は、毎回クエストの度にサイズが違ったり、トロフィーを含め色々な所に討伐数が記録されるなど、割とその設定はガバガバなようにも見えます。
そこで改めて古龍のデザインや設定について調べていると、『古龍は死なない』以外にも意外と知らなかった事が多くありました。
古龍=自然現象&災害の権化
まず、古龍は存在そのものが『天災』です。
現れるだけで、天候が変化し災害を引き起こすものもいます。
それぞれの古龍にそれぞれ自然現象がモチーフとして当てられています。
例えば、「キリン」は雷を使って攻撃してきます。
キリン自体が落雷がモチーフの古龍であり、クエスト時にキリンがいると、空も曇り雷が落ちている様子を見ることができます。
この天候の変化は、モンハンワールド(MHW)でもしっかり表現されていて面白いです。
古龍戦では、空を見上げてみてください。
自然現象は人間を気にしない
さらに、存在が圧倒的過ぎるため、基本的にハンターを警戒しない。という設定があるようです。
攻撃したら反撃はするが、いくら目に入っていても襲われなければ何もしない。
たしかに、テオ・テスカトルがスフィンクスのように鎮座している時、前足の近くでワイワイやってても何もしてきません。
むしろ、こっちを見てくるときもあります。
環境や生態系を一変させる能力がある者が、周りの者にかまうはずもない。
言われてみたら納得です。
意外な数の多さ
長らくモンスターハンターをプレイしてきた方でなければ、意外に思うのが数の多さです。
歴戦王を数に加えない場合、MHW(モンスターハンターワールド)での古龍の数はたった10種類しかいません。
アイスボーンで、新モンスターと特殊個体が増えました。
しかしそれでも15種類です。
歴代の全てのモンハンシリーズの古龍は、56種類もいるんです。
僕個人的にも、「モンスターハンター フロンティア」の古龍は知らないものが多く、名前すら知らないものも沢山いました。
凍王龍 トア・テスカトラなる、テオとナナの親戚っぽいやつもいたので、一度戦ってみたいです。
古龍並みの強さ、古龍っぽいモンスター
アイスボーンに2019年10月、ラージャンが追加されました。
ラージャンは、古龍にも負けない強さのモンスターとしてデザインされており、縄張り争いでも古龍を蹴散らします。
僕だけかもしれませんが、正直ラージャンは古龍だと一時期勘違いしていました(笑)
強烈に強いモンスター=古龍では無い。
しかし、なんとなく勘違いしてしまう人も多いのではないでしょうか。
イビルジョーとかにも言えそうですね。
MHWではなく、昔のモンスターになってしまいますが
覇竜 アカムトルム、崩竜 ウカムルバスというモンスターがいます。
この2体にいたっては、特設マップすらあるモンスターなのですが古龍ではありません。
古龍並みの力を持つ『飛竜種』だそうです。
子供の頃よく戦った懐かしのモンスターですが、完全に古龍だと思って戦っていました。
モンハンの設定は奥深い
古龍について驚いた意外なことを綴ってみました。
古龍に限らず、モンハンシリーズはかなり凝った設定の多い作品です。
クエストだけでなく、ストーリーや世界観を調べてみるのも面白いですね。
ご覧いただきありがとうございました。