遊戯王マスターデュエル、2月のランクマッチにて、プラチナ1に到達した『エルドリッチ』デッキのレシピを紹介します。
元より『エルドリッチ』はTier1と呼ばれる強いデッキの1つで、多くの人がエルドリッチでプラチナ1に到達しています。
珍しくはないデッキですが、採用されているカードやその枚数は様々あるため、少しでも参考になる方がおられると幸いです。
エルドリッチ デッキレシピ
【モンスターカード 5枚】
- 灰流うらら ×1
- 溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム ×1
- 黄金卿エルドリッチ ×3
【魔法カード 10枚】
- 強欲で金満な壺 ×3
- 黒き覚醒のエルドリクシル ×2
- 金満で謙虚な壺 ×1
- 呪われしエルドランド ×2
- 墓穴の指名者 ×2
【罠カード 25枚】
- 激流葬 ×3
- バージェストマ・ディノミスクス ×1
- 紅き血染めのエルドリクシル ×3
- 神の宣告 ×3
- 永久に輝けし黄金郷 ×2
- 王宮の勅命 ×1
- 群雄割拠 ×2
- スキルドレイン ×3
- 虚無空間 ×1
- 黄金郷のワッケーロ ×3
- 黄金郷のコンキスタドール ×3
このデッキでプラチナ1に到達し、その後プラチナ1で7連勝しています。
デッキ自体はよく見る型のエルドリッチデッキですので、採用理由は特筆すべきポイントに絞って紹介します。
逆に、エルドリッチにおすすめされているカードでも、使ってみてイマイチだったものも挙げていきます。
採用理由やポイント
手札誘発モンスターは1枚のみ
手札誘発カードは、灰流うらら1枚のみです。
灰流うららと、増殖するGは3枚採用されているデッキが多いですが、エルドリッチの効果のコストにできないため最低限にしています。
(現状マスターデュエルのパックで1枚だけ灰流うららを持っている人も多いと思います。)
逆に、同じく手札から発動するカードですが、墓穴の指名者は魔法カードのため2枚採用しています。
エルドリッチのミラー対決になった時、手札誘発を阻止するという選択肢を取らず、単純に相手のエルドリッチを墓地から除外すると強い時があります。
黄金郷カードについて
黄金郷のワッケーロ、黄金郷のコンキスタドールについては、3枚ずつフル投入です。
ワッケーロは2枚にしている方も多く、僕も試してみましたが3枚あったほうが好きでした。
除外効果が現在の環境においてミラー対策になること、そして意外と1800の攻撃力がバカにならないことが理由です。
1ターンに爆発的に8000ライフに届くほど展開できるデッキではないので、地味な1800のジャブが効く場面は多い印象でした。
黄金郷のガーディアンは採用していませんし、採用している方も少ないと思います。
御前試合は不採用
御前試合、群雄割拠もエルドリッチデッキでは筆頭候補の罠カードです。
しかし、個人的にはあまり刺さらない事が多いという印象を受け、御前試合は不採用にしました。
環境デッキである鉄獣戦線や電脳堺には、多少効果はあるものの、意外と後攻だと1属性のみでも押し切られます。
その他テーマデッキは、基本的に属性は統一されているものと対戦する機会が多く感じました。
そして、エルドリッチのミラーには当然効果ゼロです。
群雄割拠を2枚残した理由は、御前試合より役立つ機会が多かった事と、エルドリッチデッキの『制圧』という強みを完全に消したくはなかったからという単純な理由です。
EXデッキについて
EXデッキ(エクストラデッキ)は、正直なんでもいいというのが個人的な結論です。
壺カードのコスト用に15枚入れておけばOKです。(一応画像を載せましたがあまり意味はありません)
超弩級砲塔列車グスタフ・マックス等の強いエクシーズモンスターは、あるに越した事はないものの、正直使いません。
群雄割拠の発動下では当然出せませんし、先に出してしまうと群雄割拠を発動しにくいです。
さらに、例えばランク10のグスタフ・マックスを例に挙げると、黄金郷カード等の『エルドリッチが場にある前提の効果』のために、わざわざエクシーズせずエルドリッチをとっておいた方が強いと感じました。
僕は作ってしまったのでグスタフ・マックスを入れていますが、URのカードなので頑張って作る必要はないと思います。
最後に
以上、エルドリッチデッキの紹介でした。
前述のとおり現環境でとても多い構築であり、珍しいものではありませんが自分のデッキと比べていただけたりすると幸いです。
3月からまたランクマッチがリセットされると思われますので、プラチナ1に到達できるよう頑張りたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。